IT之家は6月7日、英紙Telegraphが現地時間6月7日に報じたところによると、英国政府の閣僚らは、英国のテクノロジー企業から人工知能(AI)チップを購入し、それらが米国へ流れるのを阻止しようと提案している。

技術相のリズ・ケンドール(Liz Kendall)は、今週のロンドン・テック・ウィークで、英国に本社を置く企業から半導体設備を「戦略的に調達」する計画の概要を説明する予定だ。

政府は、スタートアップ企業が英国を離れてシリコンバレーへ向かうことを懸念しており、この措置によってスタートアップ企業が英国にとどまるよう促したい考えだ。この計画はまた、人工知能産業の一部分野における「主権」を確保し、英国が米国のテクノロジー大手に過度に依存することを避けることも目的としている。

英国は、スタートアップ企業が関連する計算能力を無料で利用できる人工知能研究リソースの構築に、数億ポンドを投資してきた。しかし、このリソースの大部分はNVIDIAとIntelの米国製チップを使って構築されている。

英国政府は、10億ポンド超(IT之家注:現在の為替レートで約90.92億元人民元)を投じ、人工知能研究リソースを20倍に拡大すると表明している。

伝えられるところによると、英国ではこれまで、Alphawave、Imagination Technologies、Graphcoreなど、一連の成功したマイクロチップ企業が外国の買い手に売却されており、最も成功した半導体企業であるArmは現在、米国で上場している。

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