2026年10月3日と4日の2日間にわたり,大阪・梅田の各会場で開催されたインディーゲームのイベント「OSAKA INDIE GAMES SUMMIT 2026」では,専門学校HAL大阪の学生チームが制作するタイトルも出展されていた。 学校独自のブースがあるなかで,個別に出展しているタイトルもあり,その1つが3年生であるCarlos Martinez(カルロス・マルティネス)氏ら学生チーム「Liar Cake」が手掛けるPC向けアクションゲーム「▽△Slash(トライスラッシュ)」だ。
本作は,「半妖半人の少女カレンを操作して,圧倒的暴力で妖怪を斬り伏せる」ことをコンセプトに掲げたハイスピード2Dアクションゲームだという。鮮やかなネオンカラーで描かれるスタイリッシュなビジュアルと,一瞬で画面を切り裂くシャープなプレイフィールが強烈な個性を放っている。
本作の操作体系は非常に直感的だが,プレイヤーの空間認識と判断力は鋭敏に刺激される。
最大の特徴は,マウスカーソルで狙いを定めた方向へと主人公が一瞬で駆け抜け,軌道上の敵を一刀両断する「斬撃アクション」だ。この突進斬撃は連続で最大3回まで発動でき,さらに敵を斬り裂くことで使用回数が1回分回復する。 つまり,敵から敵へと的確に狙いを定めて刃をつなぎ続ける限り,足を止めることなく空中や地上を飛び回り,妖怪の群れを一瞬で斬り裂いていくトランス感を味わえるのだ。
さらに重要なのが,斬撃の瞬間に付与される「無敵時間」の存在だ。敵(とくにボス)の広範囲攻撃や弾幕に対し,単に距離を取って避けるのではなく,あえて攻撃に突っ込むように斬り抜けることで,すり抜けつつ相手を両断できる。 リスクを背負って攻勢に転じるほど道が切り拓かれる設計となっており,「敵の“弱線”を見極めて一刀両断する」緊張感とカタルシスが見事に調和している。
実際に試遊して何より印象的だったのは,効果音と連続で繰り出す斬撃が一体となった「圧倒的な疾走感」だ。操作の上達がそのままスピード感へと直結するため,キーボードとマウスを操る指先が自然と熱を帯びていく心地よさがあった。
Martinez氏によると,本作は現在Steamなどでの展開に向けた具体的な目途は立っていないとのことだ。制作チームの公式X(外部リンク)では開発の進捗やイベントでの出展情報が発信されているほか,YouTubeでは本作の鋭利なアクションを確認できるプロモーションムービーも公開されている。尖ったアクション体験に心惹かれる人は,ぜひ映像をチェックして今後の挑戦に注目してほしい。
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